忙しいときや小腹がすいた時なんかにおうちに置いておくと重宝するレトルトカレー。最近では非常食として常備している家庭も多くなってきていますが、レトルトカレーの添加物についてあなたはどこまで知っていますか?
長期保存可能!非常食として活躍するレトルトカレーはこちらから◀
今回は一般的なレトルトカレーの添加物に関して調べましたので、今後のレトルトカレー選びの参考にしてみてください。
レトルトカレーの添加物
原材料名:野菜(じゃがいも、にんじん)、牛脂豚混合油、小麦粉、砂糖、ぶどう糖果糖液糖、牛肉、トマトペースト、カレーパウダー、食塩、でんぷん、酵母エキス、しょう油、ガーリックペースト、オニオンパウダー、香辛料、ガーリックパウダー、チキンブイヨン、デミグラス風ソース、みそ/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香料、甘味料(スクラロース)、香辛料抽出物
赤文字すべて添加物です。
●牛脂豚混合油
●ぶどう糖果糖液糖
●酵母エキス
●酸味料
●香料
●甘味料(スクラロース)
では1つ1つ解説をしていきましょう。とその前に、すでにお気づきかもしれませんが実はレトルトカレーには、保存料が一切含まれていないのです。
その理由として、
レトルトパウチされる工程で、高圧と加熱で微生物を殺菌します。
さらに、パウチごと加熱して微生物を完全に殺菌し、空気が入らないような作りになっているので、保存料を使用しなくても腐らないのです。
また、レトルト食品には、保存料を使わないというルールも定められているんです。
牛脂豚混合油
牛脂豚混合油とは、ラード(豚脂)とへット(牛脂)を混ぜた油のことです。
日本人は、脂質を分解する消化酵素が少ないので、動物性油を消化するには時間がかかります。
ですのでカレーのように、動物性油を大量に摂取することで、胃もたれ、胸焼けの原因になるのです。
また、こちらのカレーでは使用されていませんが、多くのレトルトカレーにはパーム油も使用されています。
そもそもパーム油とは熱帯地域を原産とするアブラヤシから作られる油です。
一見すると植物から採れる油なら体にいいまではいかずとも、悪くはないのでは?とお考えの方もいるかもしれないので、パーム油の問題点を4つ示しておきます。
パーム油の問題点
![](https://japanese-curry-culture.com/wp-content/uploads/2022/01/palm-1464662_1920.jpg)
1 飽和脂肪酸による動脈硬化
2 製造方法(化学物質を大量に使用)
3 ガンの原因にも
4 自然破壊
パーム油は動物実験で発がん性が確認されているにもかかわらず、人間への影響は認められないとして、現在も使用されているのです。
また、パーム油を作るために森林破壊して、東南アジアにあるボルネオ島ではオランウータンの生息数は、過去100年間で90%減少してしまいました。
パーム油について詳しくは「パーム油を食べてはいけない」4つの危険な理由とは?
ぶどう糖果糖液糖
![](https://japanese-curry-culture.com/wp-content/uploads/2022/01/corn-5199393_1920.jpg)
またの名を果糖ブドウ糖液糖といい、トウモロコシなどの天然素材からでんぷんを人工的に抽出しており、砂糖と比べて血糖値を急上昇させやすいという特徴があります。
摂取量によっては糖尿病などの生活習慣病を引き起こしたり、心臓病のリスクを高めるという研究報告もあるんです。
酵母エキス
『酵母』と言えば、美味しいパンを作ったり、極上のお酒を作ったりするのに大活躍
している発酵食品にとっては無くてはならない素晴らしい存在の菌類ですが、どうやらこの酵母エキスとやらは、思っているものとは違うようなのです。
人為的にタンパク質をアミノ酸に変えた調味料のことで、「化学調味料不使用」や「添加物不使用」を謳っている食品でも酵母エキスが使われているんです。
人為的に作られているので、摂り続けると味覚が壊れるなど、あるようなので注意が必要です。
調味料(アミノ酸)
調味料(アミノ酸)とはグルタミン酸ナトリウムを含む添加物のこと。
グルタミン酸ナトリウム(MSG)とは、味の素のことで化学調味料です。
「味の素」といえば恐らく知らない人はいないぐらいの調味料でもありますよね。
この味の素の原料はグルタミン酸ナトリウムと呼ばれ、アミノ酸に分類されます。
アミノ酸と聞くと、身体に必要な要素のように思えますが、人工的に作られたグルタミン酸は全くの別物なのです。
グルタミン酸ナトリウムは、摂りこむことで興奮が起こります。神経細胞の過剰な興奮は、カルシウムの細胞内流入を引き起こし、細胞死を引き起こすといわれています。
また、過剰に接種することで、各臓器や組織にさまざまな悪影響があります。
・頭痛
・身体の痺れ
・不整脈
・慢性炎症
・生殖異常
・染色体異常
・骨格異常
・ホルモンの減少
・腎臓障害
・肝臓疾患
など
また、加熱すると強発癌物質になることでも知られているんです。
カラメル色素
![](https://japanese-curry-culture.com/wp-content/uploads/2022/01/pudding-1107_1280.jpg)
カラメルというと、プリンなどに使われているあれでしょ?とお考えの方も多いはず。しかし、カラメル色素には4種類あり、問題になるのは、カラメルⅢ・Ⅳと呼ばれているカラメル色素です。現在日本で加工品等に使用されているカラメル色素は、このⅢ・Ⅳがほとんどです。
このどちらにもアンモニア化合物を加えて、製造されていて、アンモニア化合物を加えて製造される過程で、発がん性のある化学物質が生成されると言われています。
酸味料と香料
酸味料や香料は取りすぎなければ毒性はそこまで高くないと考えられています。
ですが、「酸味料」「香料」と一括表示されることにより、実際何が含まれているかわからない現状があります。
甘味料(スクラロース)
![](https://japanese-curry-culture.com/wp-content/uploads/2022/01/raspberry-4599580_1920.jpg)
スクラロースは科学物質なので、私たち人間の体内にとりこまれた場合、そのまま全身を回って免疫などのシステムを乱す恐れがあります。
まとめ
レトルトカレーにはこんなにも添加物が入っていたなんて、ご存じでしたか?
日本は世界から見ても、添加物を使用した食品が多い国として知られています。すべてを避けることは難しいかもしれませんが、知ることで対処することはできるはずです。
ぜひ1今回の記事を参考にレトルトカレーを選んでみてはいかがですか?
無添加のレトルトカレーも紹介していますので、ぜひご覧ください◀