手軽なカレールーには添加物がいっぱい?押さえておきたい添加物のあれこれ。

老若男女みんな大好きカレーライス。

自宅で手軽に作れるカレールーや忙しい時などに便利なレトルトカレーなど、カレーに関する商品はたくさん出回っていますが、そのカレーに潜む添加物のことをあなたはどれだけ知っていますか?

自分だけならまだしも、お子様やご家族の健康を守るためにぜひ知っておきたい添加物のことを今回は解説していきます。

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レトルトカレーにも添加物がいっぱい?添加物を知っておこう◀

カレールーの添加物

原材料:食用油脂(パーム油、なたね油)、小麦粉、砂糖、食塩、でん粉、カレー粉、香辛料、白菜エキスパウダー、野菜ブイヨンパウダー、ポテトフレーク、ビーフブイヨン、ローストキャベツパウダー、たん白加水分解物(大豆)、ポークパウダー、酵母エキス、野菜ペースト、/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、乳化剤、香料、(原材料の一部にバナナ、りんごを含む)

赤文字すべて添加物です。

●食用油脂

●たん白加水分解物

●酵母エキス

●調味料(アミノ酸等)

●カラメル色素

●酸味料

●乳化剤

●香料

では1つ1つ解説をしていきましょう。

食用油脂(パーム油)とは

https://palmoilguide.info/about_palm/detail より引用

カレールーには食用油脂(動物性油脂)やパーム油が含まれていますが、その量はなんと全体の約3分の1の量とも言われています。

そもそもパーム油とは熱帯地域を原産とするアブラヤシから作られる油です。

一見すると植物から採れる油なら体にいいまではいかずとも、悪くはないのでは?とお考えの方もいるかもしれないので、パーム油の問題点を4つ示しておきます。

パーム油の問題点

1 飽和脂肪酸による動脈硬化

2 製造方法(化学物質を大量に使用)

3 ガンの原因にも

4 自然破壊

パーム油は動物実験で発がん性が確認されているにもかかわらず、人間への影響は認められないとして、現在も使用されているのです。

また、パーム油を作るために森林破壊して、東南アジアにあるボルネオ島ではオランウータンの生息数は、過去100年間で90%減少してしまいました。

食用油脂(なたね油)とは

https://kawashima-ya.jp/contents/?p=12181 より引用

日本のなたねの自給率はわずか、0.2%といわれています。

なたね油の原料の多くはカナダから輸入された安価なもので、そのほとんどが遺伝子組み換えされた菜種なのです。

なたね油の問題点

1 原料は遺伝子組み換え

2 製造方法(化学溶剤での抽出と高温処理)

3 トランス脂肪酸(高温にする過程で発生。ガンやアルツハイマーなどの原因に)

また、このカレーには含まれていませんが、牛脂豚混合油を使用している製品も。

牛脂豚混合油の危険性

牛脂豚混合油とは、ラード(豚脂)とへット(牛脂)を混ぜた油のことです。

日本人は、脂質を分解する消化酵素が少ないので、動物性油を消化するには時間がかかります。

ですのでカレーのように、動物性油を大量に摂取することで、胃もたれ、胸焼けの原因になるのです。

たん白加水分解物

たんぱく加水分解物とはたくさんのアミノ酸を主成分とした、加工食品にうま味やコクをつける化学調味料のことです。

このたんぱく加水分解物の作り方が、大豆の搾りかすを劇薬の塩酸で煮ると、すべてアミノ酸液に変化します。それを粉末化したものがたんぱく加水分解物です。このときに発生するクロロプロパノールというものが発がん物質ということが確認されています。

酵母エキス

『酵母』と言えば、美味しいパンを作ったり、極上のお酒を作ったりするのに大活躍

している発酵食品にとっては無くてはならない素晴らしい存在の菌類ですが、どうやらこの酵母エキスとやらは、思っているものとは違うようなのです。

人為的にタンパク質をアミノ酸に変えた調味料のことで、「化学調味料不使用」や「添加物不使用」を謳っている食品でも酵母エキスが使われているんです。

人為的に作られているので、摂り続けると味覚が壊れるなど、あるようなので注意が必要です。

調味料(アミノ酸等)

https://gigazine.net/news/20180524-msg-been-unfairly-demonised/ より引用

調味料といっても化学合成品のことです。

調味料(アミノ酸)と表示されている場合、L-グルタミン酸Na(ナトリウム)が使われている可能性が高いです。

こちらは、昨今では人体の影響はないとされていますが、動物実験では接種した動物の異常が確認されています。

カラメル色素

カラメルというと、プリンなどに使われているあれでしょ?とお考えの方も多いはず。しかし、カラメル色素には4種類あり、問題になるのは、カラメルⅢ・Ⅳと呼ばれているカラメル色素です。現在日本で加工品等に使用されているカラメル色素は、このⅢ・Ⅳがほとんどです。

このどちらにもアンモニア化合物を加えて、製造されていて、アンモニア化合物を加えて製造される過程で、発がん性のある化学物質が生成されると言われています。

酸味料と香料

酸味料や香料は取りすぎなければ毒性はそこまで高くないと考えられています。

ですが、「酸味料」「香料」と一括表示されることにより、実際何が含まれているかわからない現状があります。

乳化剤

水分と油脂を安定的に混ぜるために使用します。水と油といった本来混ざり合わないものを均一にするために使われます。

多量摂取により下痢を起こす可能性やメタボリックシンドロームにつながるのではないかといわれています。

まとめ

手軽に自宅でおいしいカレーが作れるカレールーにこんなにも添加物が入っていたことはご存じでしたか。

そして、さらに衝撃的なことをお伝えいたします。

日本は世界一、食品添加物を使用している国だということを。

日本で認可されている食品添加物の種類(令和2年改正時:厚生労働省HPより

・指定添加物:472品目
・既存添加物:357品目
・天然香料:624品目
・一般飲料物添加物:約100品目

なんと、合計『約1500種類』もの添加物が認可されているのです。

特に体に害がないとされている香料を抜いても900種類です。

ここで気になってくるのは諸外国で認可されている食品添加物の種類でしょう。

食品添加物が許可されている種類

・アメリカ:133種類
・ドイツ :64種類
・フランス:32種類
・イギリス:21種類

圧倒的に世界一位なのです。

不名誉な世界一位は食品技術の高さがいえるかと思いますが、日本人の安さを求める習性が日本を食品添加物の国にしたといえるかもしれませんね。

私も調べていてわかってはいたものの、正直ここまでとは思っておりませんでした。

今回で自分の体や家族の体を守るための知識が少しついたと思いますので、なるべく添加物が入っていない食品を積極的に選び、健康寿命を延ばしていきましょう。

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